謂れとかたち
灰陶井戸(東京国立博物館)
天翔ける龍 2012
2017展示

かいとういど
銅製
中国 商漢代・前1~後1世紀
TJ-2483
幅25.1cm 奥行15.7cm 高10.4cm
【2012年1月&2017年5月 撮影】

井戸枠の明器(死者に捧げる模型)
周囲に虎などとともに龍が4匹表される
中国では徳の行き届いた政治が行われると、瑞獣が姿を見せると考えられた
龍は早くから瑞獣のひとつとされた
ここに浮彫された龍は首が長く、太い身体に細い尾という恐竜のような姿で脚が4本ある
【2012 『天翔ける龍』および展示の説明より】

長方形の井桁を象った明器で
側面には龍・白虎のほか、一本角の麒麟などが浮彫状に表されています
これらの動物は中国では瑞獣と呼ばれてきました
通常天界に棲ンでいますが、徳野行き届いた政治が行われると
地上に降りて姿を見せると信じられたおめでたい動物です
【2017 展示の説明より】


灰陶井戸 正面と右面


正面


正面-右  龍



灰陶井戸 背面と左面


灰陶井戸 背面


背面  白虎と龍?


背面-右 龍


背面-左 白虎


左面-龍 121206 撮影

121206/200314
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