品川神社は、平安時代の末期文治3年(
1187年)源頼朝が海上安全を祈願し創始
徳川家康が関が原の戦いへ出陣の際参拝し、戦勝祈願
徳川家光がこんりゅうした東海寺の鎮守と定め、「御修復所」となり、幕府が再建・修復を賄う
江戸時代に2度消失したが、将軍の命により再建
老朽化が進み、昭和39年(
19647年)に現在の社殿が再建された
品川神社
品川神社入り口
社殿
鳥居の昇龍と降龍
東京三鳥居と呼ばれているのは
品川神社、馬橋稲荷神社(阿佐谷)、宿鳳山高円寺境内の稲荷社の石鳥居
石鳥居の柱には昇龍・降龍の彫刻が彫られている
鳥居は、神社の象徴であり、門の一種として神域と俗域の境界を示すものとされている
その語源は「通り入る」、また、鶏の止り木の「鶏居」であるといわれる
鳥居に刻まれた龍は山門の仁王像、獅子、狛犬と同様の役割を担っており
神域を守護するもの
昇龍・降龍は、「上求菩薩、下化衆生」という仏教の教義を意味するとされる
上求菩薩とは、悟りを求めて厳しい修行に励むこと
下化衆生とは、慈悲を持って他の衆生に救済の手を差し伸べることを意味し
これら両方を合わせて修得すべきこととされている
品川神社の鳥居 【2020年2月撮影】
品川神社の鳥居 昇り龍と降り龍
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昇龍(左側) |
降龍(右側) |