龍の謂れとかたち
四神:築地本願寺 大本堂外陣の柱

築地本願寺
築地本願寺(つきじほんがんじ)は、京都市にある西本願寺の直轄寺院
本尊は聖徳太子手彫と伝承される阿弥陀如来立像

築地本願寺は江戸時代の1617年に
西本願寺の別院として浅草御門南の横山町(現在の日本橋横山町、東日本橋)に建立
明暦の大火(振袖火事)により本堂を焼失
その後、江戸幕府による区画整理のため旧地への再建が許されず、その代替地として八丁堀沖の海上が下付され
本堂再建のために海を埋め立てて土地を築き(この埋め立て工事が地名「築地」の由来)、1679年に再建
1923年関東大震災で、火災により再び伽藍を焼失
現在の本堂は1934年の竣工

浄土真宗本願寺派の新体制移行(2012年4月1日付)に伴い
正式名が従前の《本願寺築地別院》から《築地本願寺》になった
【wikipediaより要約】


築地本願寺  外観正面


築地本願寺  外観

外陣の4本の柱に四神のレリーフ
現在の大本堂は1931年に起工し、1934年に竣工した。設計者は伊東忠太
大本堂の内部の柱や梁はコンクリート製
組物、蟇股、格天井などは木製で、和風仏堂の要素も加味している
大本堂の外陣中央には4本の主柱が立ち、各柱の下部に四神のレリーフが飾られている

《四神》についてはこちらをご覧ください


大本堂外陣 正面の仏壇を見る


大本堂外陣  中央の4本の柱の下部に四神のレリーフが飾られている


柱の下部  左に青龍、右に玄武を見る


青龍


朱雀


白虎


玄武


青龍の頭部

築地本願寺
住所:東京都中央区築地3丁目
電話:
03-3541-1131
【撮影 2020年8月】
200820
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