龍の謂れとかたち
平野屋の俱利伽羅不動(東京・文京区湯島)
平野屋
平野屋清太郎商店は東京都文京区湯島天神前にある仏具店
明治32年、東京・湯島の地において念珠専門店として創業
以来百余年、念珠の製造販売を中心に、同地にて営業している
昭和54年、寺院様向けのカタログによる通信販売を展開
各宗御本山を始め、全国の御寺院が主なお客
一般のお客向けの念珠・御仏壇・御位牌・御線香など幅広い商品を店頭にて販売
俱利伽羅不動
災厄を切り裂く利剣に、倶利伽羅龍王が巻き付いた姿は、不動明王の化身と崇められてきた
不動明王が悪を切るため右手に持つ倶利伽羅剣に一匹の黒竜が巻きつき
剣先を飲み込まんとする図
不動明王が右手に持つ剣は降魔の剣とも呼ばれ
主尊として悪を罰するだけでなく、煩悩を打ち砕き
修行の効を達成させる慈悲の存在ともされている
平野屋の正面
龍のレリーフ 正面 |
龍のレリーフ 右斜め |