龍の謂れとかたち


謂れかたち

ハルビン市黒龍江省博物館にある金時代の《銅坐龍》

中国を旅した知人より、お土産に小さなバッチ、黒龍江省博物館入り口の写真と龍の置物の写真を頂いた
バッチの裏面に小さな文字で《金時代銅坐龍》と書いてあるように読める
バッチは黒竜江省阿城市(現在 ハルビン市阿城区)で出土された金時代の《銅坐龍》であることがわかった


坐龍のバッチ 【高さ:21mm】

黒龍江省博物館【N氏撮影】
ネットでしらべるうちに、平成18年に北海道・黒竜江省友好提携20周年記念事業が行われたことを知った
そのときに王黒竜江省副省長から、《銅坐龍》の置物が贈られた
中国でも座った姿勢の龍は非常に珍しいという
《銅坐龍》の置物は北海道の旧道庁舎(赤レンガ庁舎)に展示されている

北海道の知事室国際課国際交流グループのご好意により
そのとき贈られた《銅坐龍》の置物の写真を送っていただいた
この《銅坐龍》はレプリカとのこと


黒龍江省博物館の銅坐龍 【Y氏撮影】

  
黒竜江省副省長から贈られた「銅坐龍」(レプリカ)
【写真提供:北海道・知事室国際課国際交流グループ】


北海道・黒竜江省友好提携
昭和53年(1978)の日中平和友好条約調印以降、中国との交流の機運が盛り上がる
北海道では昭和55年(1980)に国内で2番目の中国総領事館が札幌に開設
同年「北海道黒竜江省科学技術交流協会」が発足
民間レベルでの農業交流が開始され、黒竜江省との本格的な民間交流が始まった
昭和61年(1986)に友好提携調印(両地域で友好提携記念事業開催)
平成18年に北海道・黒竜江省友好提携20周年記念事業が行われた

080605/080711
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