龍の謂れとかたち


謂れかたち

深川不動堂の龍の絵馬2008

江戸元禄年間は、江戸町民を中心として不動尊信仰が急速に広まった。
この時期、成田山新勝寺は信徒数も増え、寺格も高い本山へと発展した。
江戸町民が成田山のご本尊不動明王を江戸で参拝したいという機運が高まり、
1703年(元禄16年)4月にの出張開帳が行われた。
将軍綱吉の母である桂昌院が参拝を希望したという説もある。
江戸まで1週間かけて捧持され、2ヶ月間開帳されて、江戸町民に人気を博した。
この開帳の場所が深川永代寺境内であり、深川不動堂の始まり。
明治2年に現在の地に深川不動堂の正式名称が認められ、
14年に本堂が完成したが、大震災と戦災で消失した。ご本尊は災禍を免れた。
昭和26年に当時印旛沼のほとりに建っていた龍腹寺を移築し本堂として復興。
平成3年に大改修を施行した。
【深川不動堂来歴 歴史と沿革 より抜粋】

2008年の正月に、生れ年押し絵絵馬が展示販売されていた
2008年は子年で鼠の絵馬が多いが、ここでは十二支がそろっていた


深川不動堂



生れ年押絵絵馬


辰 2008

深川不動堂の扁額

080107
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