龍の謂れとかたち


謂れかたち

リヤドロの臥龍 RedとBlue

千葉のSデパートで《リヤドロ展》が開催されるのを知って見に行った
リヤドロの
ポーセリンアート(磁器芸術)作品がたくさん展示されていた
一番奥に、《臥龍 RedとBlue》が展示されており目を引いた
会場内の写真撮影は許可されなかったので
イベントのチラシ・ポスター・パンフレット等の写真を複写したもので紹介する

リヤドロポーセリンアート(磁器芸術)
リヤドロは1950年代の初め、スペインの古都バレンシアでリヤド3兄弟によって誕生しました
上品な色彩と繊細な花、豊かな表情と美しい曲線が特徴のポーセリンアート(磁器芸術)です
リヤドロには言葉以上の豊かな表現力があります
作品は普遍的な価値や人間の感情、人生最良の瞬間を表現します
それぞれの作品には様々な物語が宿っており
それを手にした人々によって新たな生命が吹き込まれます
【会場の入り口の看板より】

イベントのチラシ 会場入り口の看板

臥龍 RedとBlue
伝説によると、5匹のドラゴンが一年の各季節と地球上の各大陸をそれぞれ支配しており
その中の青龍は、東の神として主に春の季節を支配していた
その中の赤龍は、南の神として主に夏の季節を支配していた
と言われます
リヤドロのアーティストたちは、最も伝統的な龍の描写のひとつである
「踡局(とぐろ)を巻く姿」をこの作品で表現しました
力強い目の輝きからは、龍の力強さと、この伝説の生物の偉大なるパワーが感じられます
その絡みつく軀はもちろんのこと、髪、鉤爪、その他のボディーパーツなどの非常に細かな装飾により
技術的にも大変複雑な工程を必要としました
特筆すべきはドラゴンの軀全体を覆う何百もの鱗で
アーティストたちによってひとつひとつが丁寧に塗られ
この作品の芸術的価値をさらに高めています

デザイン:彫刻家「フランシスコ・ポロペ」
高さ:74cm 幅:70cm (台座付き)
限定制作数:150
【会場の案内とリヤドロのホームページ ほかより】

臥龍 Red 頭部の拡大
イベントのチラシ より
臥龍 Red
【開催案内 ポスター より】


臥龍 Blue
【パンフレット より】
臥龍 Blue 頭部の拡大
【パンフレット より】


2007年にマドリッドで見た、リヤドロのチャイニーズ・ドラゴン・コレクション


090210/090212
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