龍の謂れとかたち


謂れかたち

干支はがき(版元:まつ九)

徳力富吉郎(1902 〜 2000)が起こした「版元まつ九」は
西欧の印刷技術が導入される中で明治・大正・昭和を経て
平成への京版画の伝承と後継者を育成する版元
今日では新版製作を始め古画の復元、文具類製作、版より生まれるインテリア等も試みている

徳力富吉郎が創設したは版画館は、京都の川端丸太町の近くにあり、
古版画資料館・徳力版画文庫・版画文具類・版工芸品などがある

【版元まつ九のホームページより要約】

繪屋はなせの納札」のページを作るときに、版元が「まつ九」であることを知った
「まつ九」のホームページの中に「干支はがき」を見つけた
電話で問い合わせたら、今年は「亥の年」なので「龍」はないとの返事
探してみましょうという言葉に期待していたら
4枚のはがきが送られてきた


   
【4枚のはがき】

 

 
【龍図の拡大】


甲府の福龍
かつて甲府盆地一帯は湖で龍王が棲んでいた
神々の願いを聞き入れて、龍王は民の幸福を願って昇天して湖を明け渡した
広大な農地が土地が生まれ、人々の暮らしも豊かになったと伝えられている
福龍はこの民話にちなんで作られた民芸品で別名「合点の龍王」ともいう
「福龍」は昭和39年の年賀切手の図案にも用いられた
「龍の謂れとかたち」のなかにこの記念切手があるので紹介する

 
【お年玉記念切手「辰年」 061109

070808
納札 繪屋はなせ(版元:まつ九)
お年玉記念切手「辰年」

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