謂れとかたち
十二支亀甲柄の手ぬぐい 銀座大野屋

銀座大野屋は、晴海通りと昭和通の交差点、歌舞伎座の交差点はす角にある
明治初年足袋屋として創業。江戸時代は晴海通りの向かいで染物、悉皆屋を営む
戦前より手ぬぐいも扱い、その数は現在は400種
日本独自の伝統的な品の魅力、良さを伝え残しており、日本独特の柄は、国内はもとより外国客にも人気


 大野屋は晴海通りと昭和通の交差点にある 撮影:2007年5月

毎年年末に、オリジナル手拭やその年の干支にちなんだ柄を店頭に出している
素材は綿100%.のさらし生地で、吸水性、速乾性に優れている
裁ち切りのため、緊急の必要性に応じて裂いて使える
本染め手拭は絵柄が裏までしっかり染まっている

年ごとの干支にちなんで赤く染められる


  2007年亥年用 サイズ:33cm×90cmの並尺


辰の拡大(お隣も一緒に)

手ぬぐいの用途
拭う:洗顔、入浴の際、体を洗ったり、拭。台所のふきん
被る:暑さ、寒さ、ほこりを防ぐために被る
おおう:食器や食物のほこり除け、枕や布団の衿元、着物の半衿 
・飾る:額に入れたり、タペストリーにして飾る
巻く:防寒や汗取りのために首に巻く、怪我をしたとき縦に裂いて臨時の包帯として
敷く:ランチョンマットやテーブルセンター
生地:手拭いを縫い合わせてのれんや浴衣、赤ちゃんの肌着、甚平等を作る
銀座大野屋のホームページより要約

株式会社 銀座大野屋
東京都中央区銀座5−12−3
TEL & FAX 03-3541-0975


大野屋の龍柄の手ぬぐい

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