龍の謂れとかたち
十二支の手ぬぐい(2種)2008 濱甼高虎
「濱甼高虎」は浜町公園に面したところにある
初代が昭和23(1948)年に浜町で創業
江戸時代には人形町で「紺屋」という染元を代々営んでいた
祭り半纏、手拭い、合財袋(がっさいぶくろ)、掛守り(かけまもり)などを扱っている
「濱甼高虎」の現在の当主はの2代目の高橋欣也(きんや)さん
実際には6代目か7代目にあたるそうだ
何代も続いてきた伝統に執着せずに、自分の仕事をしている
伝承されてきた技と、江戸っ子の心意気や洒落は失わないように商品に反映させている
「江戸っ子は3代続いたら恥」というのを信条にしている
跡継ぎは自分の子供ではなく、弟子の中から選ぶことになると思っている
【東京中央ネットのホームページおよび高橋欣也社長より聴取】
濱甼高虎商店 外観
濱甼高虎商店 正面
高橋欣也さん 浅草Mデパートの職人が作る「スモールワールド」
手ぬぐい
染色に関わる専門的な工程は外部の職人に依頼する
浜町周辺には委託できる職人仲間が現在は少なくなりひとり3役程をこなす
自らも図案や型紙制作し、一部の染色などを行っている
高虎商店の十二支の手ぬぐいを2種紹介する
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