龍の謂れとかたち


謂れかたち

横浜中華街の土産の木製しおり

横浜中華街
横浜中華街は1859年に横浜が開港したことに始まる
1894年に日清戦争が勃発
1899年に条約改正により居留地が廃止され中華街は急速に人口が増えて発展
1923年に発生した関東大震災で中華街は大打撃を受け、その後復興
1937年に日中戦争が勃発すると停滞期に入る
1955年には中華街大通りの入り口に《牌楼門》が建てられる
牌楼(門)の上に《中華街》と書かれたことで、《南京町》が《中華街》と呼ばれるようになった
現在では、約0.2平方キロのエリア内に500店以上の店舗がひしめいている
神戸南京町や長崎新地中華街とともに三大中華街とされている

横浜中華街で売られていた木製のしおりを紹介する

しおりの裏に書かれた《吉祥如意》
《吉祥》とは、良い兆し・めでたいことをいう
《如意》とは意のままになるという意味
幸いを表す言葉として、中国などでは、年賀や春節など祝い事の際に好まれる言葉

1月26日の春節を迎えた横浜中華街の《九龍陳列窓》にも
縁起のいい言葉が書かれた掛け軸がたくさん飾られている
その中に《如意吉祥》と書かれた掛け軸がかかっている

 
しおり表面と裏面 紅楼夢十二金釵

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090205
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