サイバーギャラリー:東博の龍

下記を紹介しています
東京国立博物館《140周年特集陳列 天翔ける龍》で展示された
東京国立博物館で《総合文化展》として展示された龍アイテムの
龍の謂れとかたち TOPへ


















 
010 総合
 020 彫刻
 
024 提灯
 051 彫刻(神社仏閣以外)
 
022 絵画(神社仏閣・塔)
 052 絵画・版画・色紙・書・屏風・絵巻
 
030 手水舎
 040 祭礼・山車・神輿・伝説・民話

 060 陶磁器・ガラス・花器
 070 工芸品 壺・瓶・花器 木製器・盆 
      置物 刀剣・鍔 
 071 鏡
 080 民芸品
 090 書籍・絵本・図録・パンフレット・映画


100 手ぬぐい・ハンカチ・風呂敷・暖簾
110 服飾・装束・アクセサリー
120 貨幣・軍票
130 切手・はがき
140 飲食(酒・菓子・ほか)
150 食器・箸・箸置き・マット
160 文房四宝 筆記具・用箋・しおり
180 文様・型紙・写し絵・刺青
200 遊具

210 町並み・建築・住居・家具・調度
















010 総合  TOPへ
   東京国立博物館140周年特集陳列 天翔ける龍  121215
 2012年1月2日1月29日(日)のあいだ特別展が開催された。
 新年の初めに2012年の干支である辰、龍にちなんだ作品の数々が展示された
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サイバー
ギャラリー
東博の龍
 サイバーギャラリー:東博の龍 170115
 2012年に開催された、140周年特集陳列《天翔ける龍2012》で展示された龍たち
 《総合文化展》に展示された龍に謂れのある展示物を紹介している

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初詣
2017
 東博へ初もうで 2017 170115
 1月の東博では、その年の干支にちなんだ特集が組まれる
 酉年は《博物館に初もうで 新年を寿ほぐ鳥たち》が本館の1室と2室に展示された

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三博
の龍
 辰年に息づいた三博の龍 121215
 東京国立博物館(東博)・国立歴史民俗博物館(歴博)・江戸東京博物館(江戸博)
 2011年の暮れから辰年の2012年にかけて、それぞれの博物館では、特別展など催しが行われた
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021 彫刻(神社仏閣・塔)  TOPへ
 東京国立博物館の庭園にある五重塔 東京・上野 090602 220209 全リニュー
 
高さ570cmの銅製の塔の最上部の相輪には龍が絡み付いている
 
基壇には五代将軍綱吉が法隆寺に奉納した旨の銘文がある
 【写真をクリックすると拡大します】 塔05
 龍頭観音(東京国立博物館) 121122/180728
 作者の佐藤朝山は高村光雲の高弟山崎朝雲に弟子入りするが、後に不仲となって、玄々と名乗る
 この観音像は、法隆寺の夢殿の救世観音像を模したもの
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 十二神将立像 辰神(東京国立博物館) 121204
 十二神将は、薬師如来とその信者を守る武装した神 兜の上に龍の頭部を付けている
 数が同じなので十二支に結びつき、頭部に十二支を表わすようになった
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 仁和寺の観音堂難陀龍王(東京国立博物館 特別展) 180206
 普段は非公開の観音堂の内部を再現し、安置されている33体の仏像が公開された
 八大龍王の一つである、龍を頭上に掲げる難陀(なんだ)龍王を紹介する
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051 彫刻(神社仏閣以外)  TOPへ

 舞楽面 陵王(東京国立博物館) 121204
 中国・北斉の蘭陵王が美男子だったため、怪奇な仮面をつけて戦に臨んだという伝説に由来
 頭上にまたがっているのは龍の胴体は短く脚が長い、前脚には膝、脛があらわされる
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍2012 展示品
052 絵画・書・色紙・屏風(神社仏閣以外)  TOPへ
 龍虎図掛け軸(東京国立博物館) 100219
 寅年であるから、東博の2階8室には、龍虎を描いた屏風や掛け軸が展示されていた
 龍虎図掛け軸は、江戸時代の画家狩野常信の筆
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 双龍図 狩野山雪(東京国立博物館) 200323
 昇竜と降龍が対峙。動と静の対比が劇的な効果をあげている
 山雪は狩野山楽を継ぐ京狩野二代。迫力ある個性的な画風を示した
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 維摩・龍虎図掛け軸(東京国立博物館) 100219
 
筆として狩野休伯〈昌信〉・狩野休円〈清信〉・勝田竹翁の3人の名前が記されている
 
維摩居士は維摩経に登場する中心人物。説話の為に理想的人間像として創造された在家の信者
 
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 蜆子・龍虎図 曽我 二直菴(東京国立博物館) 200323
 曽我 二直菴は江戸時代初期の絵師 通称は左兵衛 法号は直庵順蝿
 2017年《書画の展開―安土桃山~江戸》に展示された
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 龍唫起雲図 円山応挙(東京国立博物館) 200323
 2017年の《書画の展開―安土桃山~江戸》に展示された掛け軸

 円山応挙の支援者であった沼津の素封家植松(うえまつ)家に伝来した
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 龍図観音像 (東京国立博物館) 200314
 あまねく衆生を救うため、相手に応じて三十三の姿に変身する観世音菩薩
 龍に乗る龍頭観音を暁斎はしばしば描いていいる
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 俵屋宗雪の竜虎図屏風(東京国立博物館) 100210
 安土桃山時代から江戸時代の絵画は個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈した
 東博の2階8室には、この時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡が展示されている
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 曽我直庵の竜虎図屏風(東京国立博物館) 100210
 東博の2階7室には、安土桃山時代から江戸時代の屏風と襖を展示してある
 直庵は、安土桃山時代において雲谷等顔や海北友松らと並び立つ水墨画の巨匠
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 見立半杔迦(龍を出す美人)(東京国立博物館) 121204
 半杔迦は、羅漢の名前。龍を自在に操ると言われ、それを美人に見立てた絵
 江戸時代には、今の年賀状のように元旦に摺り物を交換する習慣があった
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品 
 書初めの龍(東京国立博物館) 121206
 江戸時代には、名所、役者や美人を題材にした浮世絵が作られ、大量に販売された
 これとは別に、配布する目的で私的に作られた版画を摺物と呼ぶ
 【写真をクリックすると拡大します】 2012年の《天翔ける龍》展示品
 本町連十番つづき・龍に乗る仙女(東京国立博物館) 121206
 江戸時代には個人的に絵師に注文して作り、新年に知人に配る版画が作られた
 歳旦摺物と呼ばれ、年賀状のように干支や吉祥の図を描くことも多い
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 菅原連二番・素戔鳴尊(東京国立博物館) 130609
 素戔鳴尊は『日本書紀』などに登場する神話の神
 出雲国を荒らしていた八岐大蛇を、強い酒を飲ませ、大蛇が酔ったところを退治したという 
 【写真をクリックすると拡大します】 東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
 十二支図 130610
 渡辺南岳は写生を重視した京都画壇の重鎮・丸山応挙の高弟
 よどみなく引かれる線で、十二支を描いている
 【写真をクリックすると拡大します】 東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
 よきことを菊の十二支 130611/200325
 川国芳は、幕末に流行した菊人形に倣い十二支を描き斧・琴・菊の模様を染め出した
 尾上菊五郎の役者柄で知られる「よきことを菊」をタイトルに入れ地口(じぐち)を添えた
 【写真をクリックすると拡大します】 東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
 十二類合戦絵巻 上巻(模本) 東京国立博物館 130613/191124
 十二支主催の歌合せで狸が判者になろうと申し出るが反対される
 恨んだ狸が恨み、狼、狐、鳶などの仲間を集めて復讐戦を挑むという物語
 【写真をクリックすると拡大します】 東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
 十二類合戦絵巻 下巻(模本) 東京国立博物館 191124
 十二支に恥をかかされた狸が他の動物たちとともに十二支に合戦を挑む物語
 下巻は狸軍が籠城した愛宕山城を十二支軍が陥落させる場面を描く
 【写真をクリックすると拡大します】 東京国立博物館 特集 博物館に初もうで ~イノシシ 勢いのある年に~
 日高川草紙(模本)(東京国立博物館) 130617
 高川を船で逃げた僧を追って女は入水
 やがて大蛇に変じ、鐘の中に隠れた僧を連れ去ったという、道成寺説話に基ずく絵巻
 【写真をクリックすると拡大します】 東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
 蛇使いの女と龍(東京国立博物館) 130609
 河畔で腰布を身に附けた女の蛇使いが笛を吹くと、その周りに数匹の蛇がまとわりつき
 その前に龍、周りに鳥、水牛、猫などが集まっている
 【写真をクリックすると拡大します】 東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
 楷書四大字軸 龍飛鳳舞(東京国立博物館) 121207
 「龍飛鳳舞」は中国では雄渾で立派な様子を形容する言葉として用いられる
 名君として名高い、清時代の第4代皇帝康熙帝書である
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
040 祭礼・山車・神輿・伝説・民話  TOPへ
060 陶磁器・ガラス・花器  TOPへ
 染付雲龍紋鉢 (東京国立博物館) 191127
 伊万里・柿右衛門様式の色絵磁器に並行する染付の銘品
 最も作行の優れたもので、和様伊万里の完成を示している
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 色絵赤玉雲龍文鉢 (東京国立博物館)  100106
 伊万里焼では元禄年間(1688-1703)に入ると、色絵金彩の金襴手を多く焼くようになる
  この鉢は、景徳鎮民窯の金襴手の影響を受け、雲龍文様や花卉文は伊万里の創案による
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 三彩龍紋鉢 (東京国立博物館)  100102
 江戸時代後期の京焼の陶工である永楽保全(1795-1854)の作
 この鉢は文様は中国の法花(ほうか)の手法が応用されている
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 色絵龍鳳紋鉢 (東京国立博物館)  100102
  かつては肥前有田における草創期の色絵と考えられていた
 主に東南アジアへの輸出向けに、17世紀後半代に作られていたことが明らかになった
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 五彩龍涛文長方合子(東京国立博物館) 200223
 中国・景徳鎮窯 明時代・万暦年間
 《万暦赤絵》の名前で親しまれる万暦官窯の作風の特色がよくあらわれている
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 藍地黄彩龍文合子(東京国立博物館) 200226
 中国・景徳鎮窯「大明嘉靖年製」銘
 明和時代・嘉靖年間(1522~66年)
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 五彩龍鳳文面盆壷 (東京国立博物館)  100710
 万暦年間後期の官窯では色鮮やかな絵の具を用いて文様をぎっしりと描きつめる五彩磁器が流行した
 釉、胎や筆致に粗さが見られ、退廃の色が濃くなっている 作風は「万暦赤絵」の名で親しまれている
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 五彩龍鳳文合子(東京国立博物館) 111028
 中国 明時代・万暦年間「大明万暦年製」銘  万暦官窯の作風の特色がよくあらわれている
 龍や鳳凰などのモチーフをびっしりと描き連ね華やかな色彩をちりばめたような天真爛漫な作風
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 五彩双龍文大皿 (東京国立博物館) 130125
 中国・漳州窯  明時代・17世紀の作品
 東京国立博物館140周年特集陳列 松永耳庵の茶道具として展示された
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 青花龍文長方合子(東京国立博物館) 200329
 明時代・万歴年間の景徳鎮窯器
 胎は重厚で、虫食いと呼ばれる釉の剥落が生じ、コバルトは鈍い発色
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 青花龍文大皿 (東京国立博物館) 200313
 青花(せいか)と呼ばれるコバルト顔料を使った青色の文様を描き透明釉をかけて焼成する技法
 景徳鎮磁器の青花の大皿
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 青磁象嵌雲竜文蓋付鉢 (東京国立博物館)180809
 蓋と身の内側に、龍・鳳凰・牡丹・雲などの文様が隙間なくあらわされている
 青磁象嵌技法は、高麗時代の朝鮮で独自の発達を遂げた装飾技法
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 色絵応龍文陶板(東京国立博物館) 110729
 
中央に中国の代表的な意匠の翼のある龍《応龍》が描かれる
 伊万里・柿右衛門様式  「松浦郡有田皿山土肥源左衛門之作」銘  江戸時代・17世紀
 
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 呉洲赤絵龍鳳文大皿(東京国立博物館) 200224
 漳洲一帯で焼かれた輸出向けのやきもの
 鉢・花入れ・香合などの茶湯道具がもたらされ「呉州手」と呼ばれ珍重された 
 【写真をクリックすると拡大します】 2020年 博物館に初もうで 子・鼠・ねずみより
 色絵山茶花図大皿 (東京国立博物館) 200314
 若藤源次郎は幕末から明治の加賀の陶工
 この作品は第2回内国勧業博覧会出品作
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 染付龍波涛提重(東京国立博物館)  100105
 染付龍波涛提重は、江戸後期の奥田頴川門下の京焼を代表する陶工 青木木米の作
 この提重の文様は中国明時代後期の万暦年間の染付に倣ったものである 重要文化財
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 染付龍紋菱形水指(東京国立博物館) 121122/
 作者の欣古同亀祐は江戸時代後期の京焼の陶工。交趾や青磁を得意とした
 この水指は中国時代後期の青花磁器の様式をふまえ、亀祐の創意が加えられている
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 豆彩龍文壷 (東京国立博物館)  100709
 豆彩(とうさい)は明時代成化年間(1465-87年)の景徳鎮官窯で盛行した技法
 文様の輪郭を淡い青花(染付)の細かい線描き、明るく鮮明な色調の上絵具を塗り分けている
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 青花龍濤文壺(東京国立博物館) 121209
 白磁の素地に、コバルトを含んだ顔料を用いて文様を描き
 透明釉をかけて焼成する青花と呼ばれる技法で絵付けされた壺
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 鉄砂雲龍文壺(東京国立博物館) 121210
 鉄砂とは白磁に鉄絵具で文様を描く技法。17世紀代にさかんに行なわれた
 横向きの顔に目が二つ見える絵付けに朝鮮時代の鉄砂の特徴がよく表れている
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 五彩花鳥文方壷 (東京国立博物館)  100710
 わずか六年間の大明隆慶年造の官窯の製品はきわめて少ない
 曲線で構成された優美な器形と、色鮮やかな花鳥文がよく調和し明時代の後期の華やかな作風になっている
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070 工芸品  TOPへ
壺・瓶・花器 TOPへ
 竜首水瓶(東京国立博物館) 110730
 竜をかたどる蓋と把手を付けた勇壮な姿の水瓶。胴には四頭のペガサス(天馬)を線刻で表す
 7世紀 白鳳または唐時代  銅製鍍金・鍍銀  法隆寺献納宝物  国宝
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 三彩龍耳瓶(東京国立博物館) 110730
  唐三彩龍耳瓶としては例を見ない大作。張りのある胴、がっしりとした龍耳は力強く、堂々としている
 左右に把手が付く器形は、西方に起源がある
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 白磁龍耳瓶(東京国立博物館) 200226
 これは言語学者、古美術鑑定で知られた黒田太久馬より明治44年に購入したもの
 20世紀初頭の中国では、河南、陜西の地から漢や唐時代の明器が大量に見つかった
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 青白磁印花鳳凰文水注(東京国立博物館) 200326
 類例のない複雑な装飾をそなえた水注
 胴や把手など各部は型で成形され、手の込んだ精緻な文様が施されている
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 三彩金蘭手龍濤文水注(東京国立博物館)  180727
 玉壺春と呼ばれるゆったりと丸い胴を持った瓶
 明時代に流行した景徳鎮民窯でつくられた華やかな作品
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 五彩龍牡丹文瓶(東京国立博物館) 180727
  明・万暦年間に景徳鎮窯で焼かれた五彩
 下絵付の青花は用いず緑・赤・黄で龍と牡丹の文様を前面に配した尊形の花入
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 緑彩龍文瓶(東京国立博物館) 200227
 中国・景徳鎮窯「大明万歴年製」銘
 明和時代・万歴年間(1573~1620年)
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 青磁象嵌辰砂龍文瓶(東京国立博物館) 200326
 青磁象嵌は高麗時代に独自の発達をとげた装飾技法
 白い象嵌の間に見られる赤の彩色は、辰砂(しんしゃ)と呼ばれるもの 
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 青磁象嵌蒲柳水文龍首瓶(東京国立博物館) 200302
 象嵌で文様があらわされている
 青磁象嵌は高麗時代に独自の発達をとげた装飾技法
 【写真をクリックすると拡大します】 2019年展示
 色絵金襴手双鳳文飾壺 (東京国立博物館) 140803
 薩摩焼の彩画法を取り入れて京薩摩を創始した六代を父に持つ 七代錦光山宗兵衛作
 シカゴ・コロンブス記念万国博覧会の出品作 金裟彩の細やかな装飾が特徴的である
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 頼光大江山入図大花瓶 (東京国立博物館) 191127
 明治6(1873)年のウィーン万国博覧会の出品作
 巨大でありながら精緻、装飾には実に多様な装飾技法が用いられている
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置物 TOPへ
 自在龍置物(東京国立博物館) 110722
 鉄や銅、銀、銀と銅の合金である四分一などの金属を用い、動物を写実的に作った美術工芸品
 自在龍置物は明珍宗察の正徳3年(1713年)作。年号が記された現存作ではもっとも古い自在置物
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 自在龍置物 (東京国立博物館) 191127
 自在置物は金属を用い動物を写実的に作った美術工芸品
 龍は胴をくねくねと動かすことができ、脚や爪も曲げたり、伸ばしたりすることが可能
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 銅造華原磬(どうぞうかげんけい)の龍(東京国立博物館)  090819
 中国、唐の高宗から興福寺に贈られたという重宝  天平6年創建の西金堂の仏前に飾られていたもの
 華原磬とは中国の磬石の名産地である華原の石で造った磬(玉または石で造った楽器)を指す
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木製器・盆 TOPへ
 龍文朱箱-1(東京国立博物館) 121211/180801
 朝鮮王国が江戸幕府の将軍に宛てた国書に付属した箱
 中国の皇帝にしか許されないはずの五爪の龍であることが注目される
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 龍文朱箱-2 (東京国立博物館) 180801
 朝鮮国王が江戸幕府の将軍にあてた国書に付属した箱
 朱地に金泥で龍を描いている、東博にある三合の箱のひとつ
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 龍鳳堆朱長方形箱(東京国立博物館) 170115
 漆を何層にも塗り重ねて、文様を彫刻する、中国漆工の代表的な彫漆という技法
 これに朱漆を用いたものを、特に堆朱(ついしゅ)という

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 龍文説相箱 (東京国立博物館) 180801
 僧侶が法会の際に衣(三衣 さんね)や法会の次第などを書き留めた文書などを収めるためのもの
 側面四方に銅板を打ち出して、鍍金した龍文金具を付けている
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 龍濤螺鈿陵花盆(東京国立博物館) 121210
 泡立つ波しぶき、岩山を背景に、胴体をうねらせた龍のすがた
 指先には鋭い五本の爪が光り、これが皇帝の象徴である「五爪の龍」と知れる
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 龍濤存星輪花盆(東京国立博物館) 121210
 存星とは色漆で表した絵の周囲を針で彫り、金箔を埋めて輪郭をとるもの
 角の根元のあら魔の輪郭や鱗の溝などに金がよく残っている
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 堆朱 龍濤堆朱箪笥(東京国立博物館) 180820
 正面に倹飩(けんどん)式の扉を付け、内部に棚板を設けた箪笥
 朱漆で文様を表す堆朱(ついしゅ)技法によって、双龍・火炎宝珠・波濤文などが表される
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 堆朱 龍彫彩漆合子(東京国立博物館) 180820
 朱漆で文様を表す堆朱(堆朱)技法によって、龍の文様が表されている
 明時代・嘉靖年間(1522-1566年)の彫彩漆の特色がよくあらわれている
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 堆朱 螭龍堆朱楕円盆(東京国立博物館) 180821
 朱漆で文様を表す堆朱(堆朱)技法によって、龍の文様が表されている
 朱漆を塗り重ね、花入菱繁の地文の上に二頭の螭龍(ちりゅう)を彫り表している
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 堆黒 雲龍堆黒合子(東京国立博物館) 180820
 黒漆を塗り重ねて、途中に朱漆を挟む彫刻をほどこす堆黒(ついこく)技法
 蓋表、渦巻く雲の間に二匹の螭龍(あまりゅう みずち)が巴状に向かい合う構図
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 堆黄 龍堆黄盆(りゅうついおうぼん)(東京国立博物館)  100102/180821
 東京国立博物館の龍文様の堆黄盆は堆黄の最も古い作例として有名
 際立った栄えを見せる万暦期彫漆の中でも屈指の作品の一つ
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 龍存星鋌形盆 (東京国立博物館) 200312
 明時代・嘉靖年間(1522-66) 「大明嘉靖年製」銘
 存星の技法は明時代後期にさかんに行われた
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 龍存星蓮葉形盆 (東京国立博物館) 200312
 存星とは中国で生まれた漆芸技法のひとつ
 博物館でアジアの旅 マジカルアジア で展示
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刀剣・鍔 TOPへ
 梨地水龍瑞雲門蒔絵宝剣(号 水龍剣)(東京国立博物館) 121208
 刀身を正倉院から、明治天皇によって取り寄せられた直刃のために制作された拵
 鞘は梨地に瑞雲文蒔絵、金具を波・龍・瑞雲文としていることから水龍剣と称された
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 黒漆雲龍蒔絵螺鈿脇差(東京国立博物館) 121208
 黒漆に蒔絵螺鈿で雲龍が描かれた脇差
 江戸時代・19世紀の作
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 日本刀の俱利伽羅龍(東京国立博物館) 201227
 日本刀の「太刀」と「刀(打刀)」の違いなどについて説明
 6種類の俱利伽羅龍を比較して紹介しています
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 浅田次郎の『天切り松闇がたり』と名刀《小龍景光》(東京国立博物館)  100101
 《小龍景光》は 『天切り松闇がたり』の『初湯千両』の第4夜『大楠公の太刀』のなかに登場する
 太刀の表の樋の中に倶利伽羅龍(くりからりゅう)と裏の樋の中に梵字を浮彫りとしている
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 長船景光の俱利伽羅龍(東京国立博物館) 201210
 鎌倉時代末期の備前・長船派を代表する刀工 景光の中でも初期の作品
 倶利伽羅龍(くりからりゅう)
が彫られている
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 俱利伽羅龍 長船兼光(東京国立博物館) 180817
 兼光は景光の子と伝え、備前長船派の棟梁として14世紀前般に活躍した
 南北朝らしい大振りで豪壮な姿で刃文は小互(こぐ)の目に子丁子を交えている
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 俱利伽羅龍 長船勝光・治光(東京国立博物館)  100119
 次郎左衛門尉勝光は右京亮勝光の子 明応から大永にかけて活躍した備前長船鍛冶
 この刀は子次郎左衛尉治光との合作  倶利伽羅龍(くりからりゅう)の彫刻がある
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 俱利伽羅龍 脇指 大慶直胤(東京国立博物館) 180817
 大慶直胤(たいけい なおたね)は出羽の国・山形出身、水心正秀の弟子
 本庄(荘)義胤によるものと思われる緻密な刀身彫刻がある
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 俱利伽羅龍 脇差 越前康継(東京国立博物館) 180817
 九州の大友家の骨喰藤四郎吉光を越前康継が模作した作品
 原品は薙刀を脇差に直したもの
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 倶利伽羅龍図小柄(東京国立博物館)  100102
  《小龍景光》の近くの展示ケースの中に《倶利伽羅龍図小柄》を見つけた
 無銘 後藤乗真(ごとうじょうしん)  室町時代・16世紀 川田龍吉氏寄贈
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 単龍文環頭太刀(朝鮮)(東京国立博物館) 180731
 柄頭の環の中に単龍の装飾を入れている太刀
 百済武寧王陵でも同様の単龍文環頭太刀が出土している
 【写真をクリックすると拡大します】 2012年の《天翔ける龍》展示品
 有銘環頭太刀(朝鮮)(東京国立博物館) 200326
 朝鮮 三国時代・5世紀
 背に彫った溝に銀線を埋め込んで銘文が刻まれています
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 双龍文環頭太刀(東京国立博物館) 180731
 柄頭の環の中に双龍の装飾を入れている

 
古墳時代・7世紀 出土地不詳
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 2012年の《天翔ける龍》展示品
 双龍文環頭太刀柄頭(朝鮮)(東京国立博物館) 180731
 
柄頭(つかがしら)の環の中に龍の装飾を入れている柄頭を紹介する
 太刀の柄頭に表された龍は勇壮さと立体感に富む
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 2012年の《天翔ける龍》展示品
 龍文環頭太刀柄頭(日本)(東京国立博物館) 180731
 
柄頭(つかがしら)の環の中に龍の装飾を入れている柄頭を紹介する
 
日本の柄頭の龍は勇ましさは微塵もなく、扁平である
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 2012年の《天翔ける龍》展示品
 水龍図鐔(東京国立博物館) 121208
 彫銘:後藤光方 銘:法橋宗川下絵似彫之  後藤光方(花押)
 江戸時代・17世紀
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 龍透鐔 (東京国立博物館)121208
 銘 雲陽住春田
 江戸時代・18世紀
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 双龍透大小鐔(東京国立博物館) 121208
 銘 (大)武州江戸住正阿弥重僖作(東京国立博物館)
 江戸時代・17世紀
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
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 竿頭飾(かんとうかざり)(東京国立博物館) 100809
 イラン、ルリスタン地方。前2千年紀末~前1千年紀初頭
 
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 饕餮文瓿(東京国立博物館) 121206
 大きな蓋つきの器(瓿)は、儀式に使う酒や水を蓄えておくためのもの
 蓋の摘みには角を持つ龍が表わされている。各所に長い体の龍が表されている
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 灰陶井戸(東京国立博物館) 120626/200316
 井戸枠の明器(死者に捧げる模型)。周囲に虎などとともに龍が4匹表される
 浮彫された龍は首が長く、太い身体に細い尾という恐竜のような姿で脚が4本ある
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品/2017年展示
 龍紋方鼎(東京国立博物館) 120626
 祭祀のとき肉などを煮て供える容器。足の間に炭火などを置いて、料理を温めた
 側面にはそれぞれ獣の頭を立体的に表し、その両側に一対の龍をしている
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 龍文簋 (東京国立博物館) 200314
 西周時代になると胴部を覆っていた文様はなくなる
 口縁部の文様帯だけで構成される比較的簡単な装飾が主流になった
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 蟠螭文鎛(ばんちもんはく(東京国立博物館) 100809/180718
 中国時代・前5世紀。鎛は青銅製の鐘の一種。吊り下げて、胴部を木槌などで打って鳴らした
 古代中国では青銅製の鐘が儀式で重要な役割を果たした
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 朝鮮時代の鐘(東京国立博物館) 120625
 音を整える管が直立し、吊り下げる部分が龍の形に作られている
 朝鮮時代・世宗31年(1449) 朝鮮時代の初期に作られた
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 鐎斗(しょうと) 東京国立博物館 140806
 鐎斗とは、酒などを温めるための容器。底部に3足、側面に龍首形の把手が付く
 本作には注口がない。地金は響銅に特有な黄白色で、側面と裏には挽き目が残っている
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 揺銭樹 東京国立博物館 140806
 古代中国の人々が信じた神仙やめでたいものに満ちた架空の樹木
 銅製の組み立て式の樹が枝を四方に伸ばす。枝には銅銭のほか龍・鳳凰・仙人などを表す
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 龍頭観音(東京国立博物館)  121122/180728
 作者の佐藤朝山は高村光雲の高弟山崎朝雲に弟子入りするが、後に不仲となって、玄々と名乗る
 この観音像は、法隆寺の夢殿の救世観音像を模したもの
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 銅製根付の龍(東京国立博物館) 130618
 根付は印籠や煙草入れなどの紐の先に結わえ紐を帯に挟んださいに引っかける留め具
 材質は多様で特に江戸時代以降は、ユニークな形や精緻な細工が施された
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 玉龍(東京国立博物館) 180809
 玉は宝石の一種。中国では古来大変好まれた
 この玉龍は龍の姿ではなく、龍の甲骨文字「竜」に似ている
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
071 鏡   TOPへ
 古墳時代の鏡 方格規矩四神鏡(3種+1種)(東京国立博物館)  100201
 四神像を細い線で表出し、方格規矩文をもつことを特徴とする
 四方を守護する霊獣の四神像《青龍・白虎・朱雀・玄武》のほか、神仙や仙鹿などが表されている
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 方格規矩四神鏡 東京国立博物館(1種)(東京国立博物館) 140123/200224
 中央の方格に十二支の文字を時計回りに配す
 その周囲に朱雀・青龍・玄武・白虎の四神、羽人と呼ばれる羽の生えた仙人等を配している
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 方格規矩四神鏡 東京国立博物館(個人蔵) 180209
 四神像を細い線で表出し、方格規矩文をもつことを特徴とする
 方格規矩四神鏡について詳細の説明をしている(メルマガIDNも参照してください)
 【写真をクリックすると拡大します】 メルマガIDN編集後記 第368号 170815  方格規矩四神鏡に宇宙の広がりを
 三角縁四神四獣鏡(東京国立博物館)170907
 周縁の断面が三角形をなし、内区の主文様が神仙像で構成される20cm以上の大型鏡
 神の像が上と下にそれぞれ2つずつ、獣の像が左右にそれぞれ2つずつ(四神四獣)
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 三角縁竜虎鏡(東京国立博物館)  100201
 3~4世紀の中国製であり、弥生時代から古墳時代の初期に位置している
 後漢末期~三国時代を中心に製作されたものだと考えられている
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 三角縁龍虎鏡(東京国立博物館)170907
  3~4世紀の中国製であり、弥生時代から古墳時代のお初期に位置している
 竜虎鏡は、古墳からの出土例は少なく、古墳から単独の副葬鏡として出土する
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 古墳時代の鏡 だ龍鏡(4種) (東京国立博物館) 100201/121119
 主として《環状乳神獣鏡》を手本として作られたぼう製鏡(国産鏡)
 神像と龍が頭を共有している場合が多いのがこの種の鏡の特徴である 4種を紹介する
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 古墳時代の鏡 盤龍形鏡(東京国立博物館)  100201
 鈕(ちゅう:中心部の突起)を中心に内区に、龍と虎が向かい合う配置(竜虎文)の構図をとる
 縁に鋸歯文、複線波文を主に用いるもので縁は比較的厚い
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 「泰始七年」神獣鏡 (東京国立博物館) 140123
 画面を枠で仕切り四方から見えるように文様を配している。画像鏡の中でも珍しい作例
 龍虎を従えた羽を持つ神、琴を弾く伯牙の姿などを表している
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 四神十二支鏡 (東京国立博物館) 140123
 十二支鏡は災いを払うものと信じられ、隋時代に広く流行した
 鏡の背面をぐるりと回る十二支のうち、一番上に鼠を配置している
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 盤龍鏡(東京国立博物館) 111028
 唐代に貢納品として鏡を献上していた地区は江蘇省揚州と山西省 并州の二か所
 唐時代 8世紀 白銅製鋳造 重要文化財
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 雲龍紋八花鏡 (東京国立博物館) 140123
 円弧を八つ連ねて八花鏡の画面いっぱいに躍動する龍を大きく表している
 周囲に配した雲は、めでたいキノコの霊芝(れいし)を模した形で表現している
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 龍文鏡 (東京国立博物館) 140123
 唐鏡は宋時代になっても好まれ、唐鏡を模したものも多く作られた
 形は唐の八卦鏡(はっけきょう)を模倣し、文様も龍を単独で飾った唐鏡にならったもの
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 だ龍鏡 柳井茶臼山古墳出土(東京国立博物館) 11028/120108 鏡の説明を追加
 《だ龍鏡》は主として《環状乳神獣鏡》を手本として作られたぼう製鏡(国産鏡)
 古墳時代 4世紀 山口県柳井市の茶臼山古墳出土した鏡を紹介する
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 龍樹殿閣鏡 (東京国立博物館) 180720
 高麗時代、鏡の裏側(鏡背)を飾る文様として生まれた主題のひとつ
 生い茂る樹木や立派な建物、水面に姿を表す龍など 様々なモチーフが立体的に表現されている 
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 双龍鏡 東京国立博物館 180721
 高麗時代の鏡を見るのは珍しい
 龍樹殿閣鏡と並べて展示された
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080 民芸品(十二支を含む)  TOPへ
 蟠龍鳳凰蒔絵螺鈿印籠(東京国立博物館) 121204
 印籠は薬などを入れて腰に下げた携帯用の器
 紐を通して締め、落ちないように紐の先に根付を付けて帯に挟んだ
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 珠取龍蒔絵印籠(東京国立博物館) 121204
 印籠は薬などを入れて腰に下げた携帯用の器
 三段から五段重ねに作られ、紐を通して締め、紐の先に根付を付けて帯に挟んだ
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 雲龍木彫印籠(東京国立博物館) 121204
 印籠は薬などを入れて腰に下げた携帯用の器
 印籠、根付ともに、江戸時代の初めには、武士や町人の手軽なアクセサリーとして携帯された
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
090 書籍・絵本・図録・パンフレット  TOPへ
 和漢三才図会 巻45,46龍蛇類・介甲類亀蟹族(東京国立博物館)
 中国の『三才図会』に触発されて江戸時代に日本で編纂された105巻におよぶ百科事典
 龍のように空想上の生きもの、「龍部」にはいろいろな種類の龍が収録されている
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 東京国立博物館140周年特集陳列 天翔ける龍 図録 211118
  『東京国立博物館140周年特集陳列 天翔ける龍』展が開催された(2012年1月)
 この展示会に陳列された図録
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100 暖簾・手ぬぐい・風呂敷・ハンカチ  TOPへ
110 服飾品・装束・アクセサリー  TOPへ
 陵王裲襠(りょうおうのりょうとう) (東京国立博物館)  100717
 裲襠装束とは舞楽の装束のこと。裲襠というのは「うちかけ」ともよむ
 2mほどある細長い布の中央の穴に頭を通してウェストの部分を帯で留めて着用する
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 能装束:厚板 紅緑段雲矢襖鱗模様 東京国立博物館 180515/180805
 三角模様の鱗(うろこ)紋は龍を象徴する文様
 幾何学的な力強い鱗型の地紋、火炎太鼓、雲、矢襖など、霊力を表す模様が描かれる
 【写真をクリックすると拡大します】 鱗紋と三角形についての考察を追加 
 羽織・着付 白呉絽地龍波紋濤模様(東京国立博物館) 121207
 『寿 曽我対面』の工藤祐経役に用いられたと伝わる衣装
 肉厚で大胆な金の応龍を刺繍で表す(目はガラス製)
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 半切 紺地雲龍剣山模様(東京国立博物館) 200228
 2020年明けに能と歌舞伎・能のデザインに見る吉祥模様の衣装が展示にちなみ
 鶴・松・鳳凰・龍・牡丹・扇(末広がり)などの吉祥模様のひとつ
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 側次 紺地雲龍模(東京国立博物館) 191128
 側次は、錦や金襴で仕立てられた袖なしの上衣
 能装束では霊力を持つ鬼神役に好まれた模様である
 【写真をクリックすると拡大します】 2018年展示
 側次 紺地雲龍模様(東京国立博物館) 200302
 側次は、厚板の上に羽織る上衣
 武士や天神などの役にもちられたことから、武勇を象徴する勇壮な模様が好まれた 
 【写真をクリックすると拡大します】 2019年展示
 小忌衣 (東京国立博物館) 120626
 小忌衣(おみごろも)は、武将や貴人の役が部屋着として白小袖の上に着用する衣装
 扇形の襟やそで付けを千鳥掛けにし、胸紐を華鬘結びにする点が歌舞伎独特である
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 袍 青繻子(しゅす)地龍文様 東京国立博物館 140806/180718
 中国の染織 中国染織に見る吉祥文様 東洋館5室 2014/3/9(日)まで展示された
 縕(古いまわた)を入れたのを袍という
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 陣羽織 猩々緋羅紗地応龍波濤模様(東京国立博物館) 121206
 大名の城の奥女中に向けて歌舞伎を演じた「お狂言師」坂東三津江の衣装
 羽織は甲冑の上から着用する袖なしの上着。猩々緋とよばれる赤が鮮やか
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 陣羽織 黄羅紗地(四ツ目紋付)(東京国立博物館) 121207
 黄色や赤など、派手な色の羅紗(南蛮渡来の毛織物)を用い四ツ目菱紋を配する
 裏地は雲龍紋の錦と、武士にふさわしい勇壮なデザイン
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 蝦夷錦陣羽織 縹地牡丹鳳凰龍模様 東京国立博物館 150429
 陣羽織は武威を誇示する大胆な模様や災いから身を守る吉祥模様が好まれた
 龍と鳳凰、そして牡丹の豪奢な模様を表した錦が用いられている
 【写真をクリックすると拡大します】 博物館へ初もうで~ひつじと吉祥~
 陣羽織 アイヌ(東京国立博物館) 180808
  陣羽織はオムシャなどの際に、アイヌの男性が身につけたもの
 アイヌの手によるアットゥシと沿海州との交易で伝わった蝦夷錦からつくられた 
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 帯 白斜子地雲龍模様(東京国立博物館) 121218
 雲間より覗く龍の頭部と脚先。目、牙、爪には鍍金した銅板を嵌めている
 藩細川家の蓮性院の舞台で、坂東三津江が『双蝶々曲輪日記』の男帯
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 緙絲 紅地牡丹龍鳳花鳥鹿模様 121217
 緙絲とは、経糸をあらく、緯糸は文様の色に応じて部分的に密に織り嵌めたもの
 織り幅いっぱいに貫通しない織り方。日本では綴織と呼ぶ
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 長絹 茶地雲龍模様 東京国立博物館 140806
 固く織って張りのある,またはのりで固く張った上質の絹のこと
 それを生地として仕立てた水干、狩衣または直垂のことをいう
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 色々糸威二枚胴具足(いろいろいとおどしにまいどうぐそく) (東京国立博物館) 100809
 
徳川家康の遺品として尾張徳川家へ譲られた16領の同形の具足のうち1領と考えれれている
 紅・白・縹(はなだ)紺の色々糸威の具足。兜の吹返(ふきかえし)や草摺裾板に桐紋の蒔絵を施す
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 紫裾濃威筋兜(東京国立博物館) 121206
 出雲国の松平家に伝来した兜。龍は金色で鰭と腹が朱色である
 頭部を保護する筋鉢に、首を守る紫糸裾濃威の しころ をつける
 【写真をクリックすると拡大します】  2012年の《天翔ける龍》展示品
 甲冑(東京国立博物館) 200327
 兜に最高の地位を示す白翡翠(ひすい)の装飾があり、爪が5本の龍が刻まれていることから
 朝鮮王朝第26代王の高宗が使ったとされる甲冑(かっちゅう)といわれる 
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 金銅龍文透彫雲珠・金銅辻金具(東京国立博物館) 200227
 馬具の一種
 雲珠は尻繋(しりがい)などのベルトが交差する部分につける金具
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 十二支図帯止(東京国立博物館) 200224
 十二支をかたどった金具を使った帯止
 金属を立体的に彫り上げ異なる色の金属を象嵌し装飾する技法 
 【写真をクリックすると拡大します】 2020年 博物館に初もうで 子・鼠・ねずみより
 銅製根付の龍(東京国立博物館) 130618
 根付は印籠や煙草入れなどの紐の先に結わえ紐を帯に挟んださいに引っかける留め具
 材質は多様で特に江戸時代以降は、ユニークな形や精緻な細工が施された
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 車寄せ屋根の四神 (東京国立博物館) 191122
 車寄せの正面(南)に朱雀、向かって右(東)に青龍、左(西)には白虎がある
 車寄せの屋根には玄武はなく、東博の屋根には見つかっていない
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 黄釉龍文軒丸瓦 121217
 中国の北京市西郊外にある明時代第3皇帝、永楽帝の陵墓の施設に用いられた瓦
 皇帝の象徴である5本の爪の龍を立体的に表して黄色の釉薬をかけた豪華な物
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 褐釉龍文軒丸瓦 121217
 中国遼寧省瀋陽市北部にある清朝初代皇帝太宗と皇后の墓、昭陵(北陵)にもちられた瓦
 正面向きの龍を浮彫りで表し、褐色の釉薬をかけたもの
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 龍文軒平瓦
 軒瓦の多くは、水神である龍に火災から守ってもらうことを祈っている
 韓国ソウル市景福宮 朝鮮時代・19世紀
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 鬼龍子 121217
 鬼龍子は、高いところから遠くを眺めるのを好むという
 鬼龍子を建物の降棟に乗せるのは建物に邪気を寄せ付けないためである
 【写真をクリックすると拡大します】  天翔ける龍 2012 展示品
 龍花文様緞通(東京国立博物館) 200327
 緞通とは、中国で織られた絨毯のこと
 江戸時代には日本に輸入された
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その他
 張忠義石棺の四神 東京国立博物館 140119
 朝鮮の磨製石器と金属器が東洋館10室で展示された(2013年10月1日~ 2014年4月6日
 張忠義石棺の四つの面に四神が配されており、明快に見ることが出来る
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